リウマチと誤診された正常な人

リウマチの体質もないのにリウマチと誤診されたケース

今回ご紹介するのは、リウマチ科に行ったばっかりに、リウマチの体質もないのにリウマチと誤診されていた50代女性です。

≪受診前の経過≫
2021年8月頃、両膝痛が出現。9月には右肘と右手指に痛みが出現したため、整形外科受診。リウマチはなく、更年期かもということで、漢方が処方されました。内服するも症状は改善せず、その後左肘にも痛みが出現しました。
治療に少し納得がいかなかったので、食道がんの術後のフォローで月1回受診している総合病院のリウマチ科を受診することに決めました。そこではリウマチ因子や抗CCP抗体はないが”リウマチだろう”ということで、なんとリスクの高いプレドニンやリウマトレックスが開始されたようです。内服後、副作用(脱毛や口内炎)が出現したため、リウマトレックスは中止となり、プログラフに変更。それでも症状は改善しませんでした。
インターネットでリウマチについて調べてみると、主な症状は関節痛。自分は筋肉痛なので本当にリウマチなのかと思い検索してみると、当院ホームページに同じようなケースが書かれていたので、関西圏から来岡され受診となりました。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみると、リウマチ因子、抗CCP抗体はともにマイナスで、リウマチの体質はなかった。変形性指関節症で手指の変形がみられたことにより、残念ながらリウマチと誤診されたのではないかと推測されました。
詳しく検査してみると、リウマチの体質は全くなく(リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス)、滑膜炎を表すMMP-3の上昇が軽度みられたが、これはプレドニン内服によるものと思われました。
見つかったのは極端な鉄欠乏性貧血(Hb、血清鉄、フェリチンの異常低下)でした。極端な鉄欠乏のため、動くと疲れやすい身体となり、筋力も低下し、筋肉痛や関節痛が出現したと考えられました。貧血治療を勧め、リウマチは全くないので、プレドニンとプログラフの内服はやめてみてはどうかと提案しました。

リウマチの体質も、全身の炎症も、関節炎もないのに、指の変形だけで”リウマチだろう”と見誤り、プレドニン、リウマトレックス、プログラフなどの免疫抑制剤を簡単に処方するとは、あってはならないことです。
リウマチ専門に行って誤診されるとは・・・こんなに悲しいことはありません。(実際には多い!)

あなたも、
リウマチ因子や抗CCP抗体がないのにリウマチと診断されていませんか?
全身の炎症を表すCRP、滑膜炎を表すMMP-3の上昇がないのに(正常値なのに)、抗リウマチ薬をもらっていませんか?
出された薬の副作用に悩まされていませんか?

あなたがリウマチと診断されたり、治療を受けられたりして、疑問や不安などはありませんか?少しでも疑問があるのなら、いつでもお気軽にご相談ください。








その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について
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