その他改善症例

「原因不明の痛み」大学病院でも診断がつかない

今回ご紹介するのは、痛みの原因が大学病院でもわからなかったという30代女性の方です。

≪受診前の経過≫
2021年1月、倦怠感や手の甲、手指、両下腿の浮腫が続きました。3月ぐらいからは、全身に筋肉痛のような痛みが出現しました。3月末には両膝の痛みで眠れないこともあったので、近医を受診しました。
数年前に発症したIgA腎症の再発かと思い、大学病院腎臓内科を受診しました。しかし「IgA腎症は寛解している。異常はない」と言われました。またリウマチや膠原病についても検査しましたが、こちらもありませんでした。
痛みの原因を知りたくて、同僚の紹介で当院を受診されました。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
診察してみると、両手とも老化による変形性指関節症でした。レントゲンからは、両手の関節裂隙の狭小化がみられ、膝も軟骨が少なくなっている状態でした。これはIgA腎症の治療のため、ステロイドを1年間服用したことも一因となっているのではないかと考えられました。
また発症したのが寒い時期と重なっていることから、動かなくなったことで、若いのに体力・筋力が低下したこと、また右の股関節に大きくずれが生じていたことが、痛みが出現した原因だと思われました。
このケースは、運動療法によってすぐに症状は改善するものと思われます。








その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

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