
- ホーム
- 治療実績
- リウマチと誤診された正常な人
- 診断基準を満たしていないのに治療?
リウマチと誤診された正常な人
診断基準を満たしていないのに治療?
今回ご紹介するのは、何年もリウマチの治療を受けていたが、実はリウマチではなかった女性の症例です。
≪受診前の経過≫
他院で何年も前からヒュミラ(生物製剤)の治療を受けていました。
主治医の転院に伴い転医。その後、その病院が一時閉院になったため、他のリウマチ専門病院を紹介されました。
そこでは、リウマチが軽度であったため、ヒュミラから免疫抑制剤のメトレート1cap/週に変更されました。
しばらくすると、「うちは患者さんが多い。あなたはリウマチが軽いので、近くの病院で診てもらってください」と言われたため、当院に来院されました。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみてみると、リウマチ因子も、抗CCP抗体もなく、炎症所見を表すCRPや、滑膜炎を表すMMP-3も全く正常でした。また、手の変形もなく、貧血もありませんでした。
私はその患者さんに、「あなたは、診断基準に合わせてみても、リウマチではありません。治療も必要ありません」と伝えました。
この症例は、診断基準を何ひとつ満たさないケースで、リウマチの診断はありえなく、リウマチの治療をするなんてとても遺憾です。
後日談になりますが、この患者さんは兄がリウマチで、自身がリウマチになることを非常に恐れておられ、予防を兼ねてのリウマチの治療だったと思われますが、これはルール違反で、まったく必要のない治療で、非常に信じられないケースです。
上記のように、リウマチについての検査データに異常がないのに治療を受けているという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

リウマチと誤診された正常な人
-
誤診 潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された
-
誤診 リウマチ因子も抗CCP抗体も、炎症所見も何もないのにリウマチと診断(総合病院リウマチ科)
-
誤診⑱五十肩を関節リウマチと診断し、免疫抑制剤を投与されそうになった
-
全く健康な女性をリウマチに仕立て上げ、色々な生物製剤を投与(誤診と詐欺)
-
老化による指の変形をリウマチと誤診(総合病院リウマチ科)
-
整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。
-
リウマチではないのに一方的に誤診され、劇薬のステロイド剤と免疫抑制剤が処方されたケース(まさに詐欺行為)
-
リウマチは全くないのに、足を見ただけで「リウマチ」と診断されたケース
-
誤診に誤診を重ねたケース②全く正常なのにリウマチと誤診され、様々な生物製剤を投与。副作用で皮膚症状が出るとリウマチ性乾癬と誤診し、その治療まで。
-
リウマチが全くないのに、変形性指関節症をリウマチと誤診。必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていた。
-
炎症所見も、リウマチ因子も抗CCP抗体も全くないのに、リウマチ治療をされたケース
-
リウマチ専門病院と大学病院で誤診された患者さん
-
リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス。
-
本当にリウマチ?
-
リウマチではないのに治療するなんて
-
リウマチ因子も炎症所見もない。それなのにリウマチ?
-
全くリウマチは認められない
-
診断基準を満たしていないのに治療?
-
炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。