リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある

成人スチル病と診断されるまで

今回ご紹介するのは、なかなか診断が確定しなかったという40代の女性の方の症例です。

≪受診前の経過≫
平成4年頃、急な発熱と身体が動かなくなる症状が出現。近医を受診したところ、病名ははっきりしませんでしたが、膠原病と想定され、プレドニン(5)3Tを処方され、症状は改善しました。
その後もステロイドは継続して処方されました。
診断がつかなかったままで不安に思い、平成14年頃大学病院を受診しました。そこで、17才発症のため、若年性特発性関節炎ではなく成人スチル病と初めて診断され、プレドニン(5)2T、メソトレキセート(2.5)6c/週に治療を変更されました。
平成18年からは、さらにレミケードが追加され、ステロイドが10㎎と減量となりました。
平成23年頃からは、エンブレル(10日に1回の皮下注)と、メトトレキサート(2)3c/週、プログラフ3T /週と治療が変更になりました。
しかし長期にわたる治療も全て効果がなく、体調もすぐれず、自己判断によって注射や内服を止めていました。
その頃、主治医からは、エンブレルではなく違う生物製剤を勧められていたことも、治療中断の一因となり、そのご約3ヶ月は通院しませんでした。最初は調子も良かったのですが、寒くなると調子が悪くなり、以前に診てもらおうと思っていた当院を受診することになりました。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
当院で検査してみると、リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG 抗体もありませんでした。
患者さんが15歳までの発症ならば、若年性特発性関節炎と診断がつくだろうが、17才発症なので、成人スチル病と診断されるまで、時間がかかったようです。
現在は、ステロイドなどを使わない生物製剤で、寛解状態となっておられます。

上記のように、今受けている治療に効果を感じられないなど、何か不安なことがある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。





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当院のリウマチ治療 リウマチSOS



その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある

  1. <誤診>炎症も免疫異常もないのに乾癬性関節炎と診断され、リウマトレックスを投与されそうになった

  2. 本当にPMRなのか疑わしいケース

  3. アクテムラでの治療で痛みが軽減

  4. リウマチは全くないのに、長期間必要のない治療をされていた

  5. リウマチと誤診され治療されていた

  6. 滑膜炎だけが発症したケース

  7. セロネガティブRA?

  8. リウマチ専門医なのに、リウマチ性多発筋痛症をよく知らない

  9. 高齢者に安易にステロイドを使うな

  10. 抗CCP抗体陽性でも、関節痛と体調不良はリウマチのせいではない

  11. 間違いだらけのリウマチ医療⑬

  12. 膠原病も体質があるだけで活動性がないので、治療はまったく必要がない

  13. 間違いだらけのリウマチ医療⑪

  14. 間違いだらけのリウマチ医療⑨

  15. 間違いだらけのリウマチ医療⑧

  16. 間違いだらけのリウマチ医療⑤

  17. 間違いだらけのリウマチ医療④

  18. 母と同じリウマチだと思ったが、老化に伴った変形性指関節症だった

  19. リウマチはなく、その他の膠原病の発症もなし

  20. 手の変形はリウマチではなく変形性指関節症

  21. 間違いだらけのリウマチ医療 必要のない薬が次から次へと

  22. 突然全身に強い痛みが…いったい何の病気

  23. リウマチの検査もせず、CRPだけでリウマチ性多発筋痛症と即断。またも整形。

  24. 症状だけで検査もせずPMR(リウマチ性多発筋痛症)と診断し、プレドニン10㎎も投与。またも整形。

  25. リウマチと誤診された、リウマチ性多発筋痛症

  26. 関節リウマチは誤診。リウマチ性多発筋痛症が正しい診断。

  27. リウマチ性多発筋痛症で治療していたが、関節リウマチに診断が変更…なぜ

  28. 膠原病でシェーグレンの可能性があると言われていた。最近朝のこわばりやふくらはぎの痛みが出現したので、リウマチではないかと当院受診

  29. 初期の関節リウマチと診断され、リウマトレックスが処方されたが、実は変形性膝関節症だった

  30. 変形性膝関節症が関節リウマチと間違えられたケース

  31. ドクターの思い込みで関節リウマチと誤診される

  32. たとえリウマチの体質があったとしても、炎症所見がなければ治療は必要ない

  33. 大学病院で回帰性リウマチと診断され、薬を処方された患者さんが来院。関節痛があり検査するも炎症所見は全くなく、誤診だった。

  34. 誤診   潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された

  35. 誤診   両肩の関節痛が、大学病院でリウマチと誤診される(リウマチ因子や炎症反応全てなし)

  36. 誤診   リウマチ因子も抗CCP抗体も、炎症所見も何もないのにリウマチと診断(総合病院リウマチ科)

  37. 治らなかった首の痛みが、股関節の調整で改善

  38. どこの整形外科に行っても治らない左肩の激痛で夜も眠れず。当院での股関節調整法で、直後に症状改善

  39. また「MMP-3(関節の破壊)の上昇」の理解ができないリウマチの専門医。関節リウマチと誤診し、間違った治療へ。

  40. 誤診⑱五十肩を関節リウマチと診断し、免疫抑制剤を投与されそうになった

  41. リウマチ性多発筋痛症…また関節リウマチと誤診され治療

  42. 全く健康な女性をリウマチに仕立て上げ、色々な生物製剤を投与(誤診と詐欺)

  43. どこの病院でもわからない病気、リウマチ性多発筋痛症(いつもリウマチと誤診される)

  44. 老化による指の変形をリウマチと誤診(総合病院リウマチ科)

  45. 「原因不明の痛み」大学病院でも診断がつかない

  46. リウマチ性多発筋痛症、大学病院でもリウマチと誤診されやすい

  47. 整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。

  48. リウマチではないのに一方的に誤診され、劇薬のステロイド剤と免疫抑制剤が処方されたケース(まさに詐欺行為)

  49. リウマチは全くないのに、足を見ただけで「リウマチ」と診断されたケース

  50. 誤診に誤診を重ねたケース②全く正常なのにリウマチと誤診され、様々な生物製剤を投与。副作用で皮膚症状が出るとリウマチ性乾癬と誤診し、その治療まで。

  51. 誤診されたうえに、入院・手術までされたケース

  52. リウマチが全くないのに、変形性指関節症をリウマチと誤診。必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていた。

  53. リウマチ性多発筋痛症と関節リウマチの二つの病名が付き、同時に治療をされていたケース

  54. 炎症所見も、リウマチ因子も抗CCP抗体も全くないのに、リウマチ治療をされたケース

  55. 原因不明の関節痛ーからだの歪みと筋力低下ー

  56. 当院ホームページ(リウマチ 誤診)でリウマチ性多発筋痛症が判明したケース

  57. リウマチ専門病院と大学病院で誤診された患者さん

  58. リウマチと診断された方の検査データ。本当はリウマチ性多発筋痛症だった

  59. リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス。

  60. 本当にリウマチ?

  61. リウマチではないのに治療するなんて

  62. リウマチ因子も炎症所見もない。それなのにリウマチ?

  63. 全くリウマチは認められない

  64. 診断基準を満たしていないのに治療?

  65. 炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。

    炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。

  66. 成人スチル病と診断されるまで

  67. 総合病院で病名が告げられないまま、リウマチの治療をされていた

  68. 実は多い!リウマチ性多発筋痛症

  69. リウマチ因子、抗CCP抗体マイナス。MMP-3(滑膜炎)のみ上昇。

交通アクセス

わいわいクリニック 外観写真

〒710-0133 岡山県倉敷市藤戸町藤戸2-10
TEL / 086-428-8525
受付時間 / 8:30~11:00 14:00~17:00(土曜 13:30~15:00)
休診日 / 木曜・日曜・祝日

診療時間
9:00~12:00 休診休診
14:30~17:30 休診休診

☆印の土曜日午後は 14:00~16:00 外来(相談)

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