リウマチと誤診された正常な人

リウマチではないのに一方的に誤診され、劇薬のステロイド剤と免疫抑制剤が処方されたケース(まさに詐欺行為)

今回ご紹介するのは、リウマチではないのにリウマチ治療をされていたという70代女性の方です。

≪受診前の経過≫
2008年ごろ、左股関節痛が出現したため、整形外科を受診しました。血液検査でリウマチと診断され?プレドニン(1)1T/ 日、リウマトレックス1c/週、フォリアミンが処方されました。
約10年治療を継続。調子も良かった。その後近医に転院し、前医と同じ薬での治療となりました。
2021年、体調を崩したためか、人工関節置換術(先天性奇形による)を受けた左股関節に痛みが出現。「血液検査は悪くない、運動を」と言われました。
衣服の着脱も困難になってきたため、当院を受診されました。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
検査してみると、リウマチ因子も抗CCP抗体もマイナス、全身の炎症を表すCRPも滑膜炎を表すMMP-3も正常でした。
リウマチはどこにもないのに、全く正常な人がリウマチと誤診され治療を受けていた、ということです。
このようなことはあってはならないことですが、当院ではよくお目にかかるケースです。これはまさに詐欺行為です。ドクターの勉強不足だけでは済まされない、非常に悪質なものです。

リウマチと診断されていても、リウマチ因子も抗CCP抗体もなく、CRPもMMP-3も正常だという方はリウマチではありませんし、「治療の必要性は全くない」ということを知っておいてください。
痛みは、使い痛みや老化に伴った関節痛がほとんどなのです。その原因は、歩く機会が極端に減ってしまい、下肢の筋力の低下が起きたためだと考えています。
もし気になることがあれば、お気軽にご相談ください。








その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

リウマチと誤診された正常な人

  1. 誤診   潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された

  2. 誤診   リウマチ因子も抗CCP抗体も、炎症所見も何もないのにリウマチと診断(総合病院リウマチ科)

  3. 誤診⑱五十肩を関節リウマチと診断し、免疫抑制剤を投与されそうになった

  4. 全く健康な女性をリウマチに仕立て上げ、色々な生物製剤を投与(誤診と詐欺)

  5. 老化による指の変形をリウマチと誤診(総合病院リウマチ科)

  6. 整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。

  7. リウマチではないのに一方的に誤診され、劇薬のステロイド剤と免疫抑制剤が処方されたケース(まさに詐欺行為)

  8. リウマチは全くないのに、足を見ただけで「リウマチ」と診断されたケース

  9. 誤診に誤診を重ねたケース②全く正常なのにリウマチと誤診され、様々な生物製剤を投与。副作用で皮膚症状が出るとリウマチ性乾癬と誤診し、その治療まで。

  10. リウマチが全くないのに、変形性指関節症をリウマチと誤診。必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていた。

  11. 炎症所見も、リウマチ因子も抗CCP抗体も全くないのに、リウマチ治療をされたケース

  12. リウマチ専門病院と大学病院で誤診された患者さん

  13. リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス。

  14. 本当にリウマチ?

  15. リウマチではないのに治療するなんて

  16. リウマチ因子も炎症所見もない。それなのにリウマチ?

  17. 全くリウマチは認められない

  18. 診断基準を満たしていないのに治療?

  19. 炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。

    炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。

PAGE TOP