リウマチと誤診された正常な人

全く健康な女性をリウマチに仕立て上げ、色々な生物製剤を投与(誤診と詐欺)

今回ご紹介するのは、リウマチではないのに治療をされていたという70代女性の方です。

≪受診前の経過≫
2018年2月、転倒し左大腿骨を骨折。総合病院で手術をし10日間入院した。
3月からは、リハビリ目的で近医(総合病院)へ転院した。肩に痛みがあったので整形外科の主治医に訴えると、リウマチ科のドクターを紹介された。そこではっきりと「リウマチ」とは言われていないのに、生物製剤シンポニーでの治療が開始となった。
治療開始後も、背中や両膝、両腕に痛みがあったので、そのことをドクターに伝えると、治療薬(生物製剤)が次から次へと変わっていった。
2022年1月、全身疲労感や両膝、両肩に痛みがあることを伝えると「それなら血液交換療をしましょう」と勧められたが断った。
これまで治療薬が何度も変更され、今の治療が本当にあっているのか、本当にリウマチなのかと悩んでいたところ、知人から当院のことを聞き受診。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
リウマチと診断された時のデータはありませんでしたが、持参された検査データをみると、リウマチ因子はマイナスで、炎症所見もありませんでした。
当院で詳しく検査してみると、リウマチ因子、抗CCP抗体どちらもマイナスで、リウマチの素因はありませんでした。
レントゲンを撮ってみると、両膝は変形性膝関節症で、軟骨がすり減りクッションがないために痛みが出ているようでした。
また右の股関節にずれが生じていることから、下肢の筋肉がなくなり、身体全体に主に肩や腕に影響(猫背や痛み)が出ているようでした。

リウマチは初めからないのに、してはいけないし必要のない治療(それも何度も治療薬を変更)をするとは、常識では考えられないことで、まさに詐欺行為に匹敵します。
みなさんも、自分の病気に少し疑問をもち、見直してみられてはいかがでしょうか。








その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

リウマチと誤診された正常な人

  1. 誤診   潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された

  2. 誤診   リウマチ因子も抗CCP抗体も、炎症所見も何もないのにリウマチと診断(総合病院リウマチ科)

  3. 誤診⑱五十肩を関節リウマチと診断し、免疫抑制剤を投与されそうになった

  4. 全く健康な女性をリウマチに仕立て上げ、色々な生物製剤を投与(誤診と詐欺)

  5. 老化による指の変形をリウマチと誤診(総合病院リウマチ科)

  6. 整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。

  7. リウマチではないのに一方的に誤診され、劇薬のステロイド剤と免疫抑制剤が処方されたケース(まさに詐欺行為)

  8. リウマチは全くないのに、足を見ただけで「リウマチ」と診断されたケース

  9. 誤診に誤診を重ねたケース②全く正常なのにリウマチと誤診され、様々な生物製剤を投与。副作用で皮膚症状が出るとリウマチ性乾癬と誤診し、その治療まで。

  10. リウマチが全くないのに、変形性指関節症をリウマチと誤診。必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていた。

  11. 炎症所見も、リウマチ因子も抗CCP抗体も全くないのに、リウマチ治療をされたケース

  12. リウマチ専門病院と大学病院で誤診された患者さん

  13. リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス。

  14. 本当にリウマチ?

  15. リウマチではないのに治療するなんて

  16. リウマチ因子も炎症所見もない。それなのにリウマチ?

  17. 全くリウマチは認められない

  18. 診断基準を満たしていないのに治療?

  19. 炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。

    炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。

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