リウマチと誤診された正常な人

リウマチは全くないのに、足を見ただけで「リウマチ」と診断されたケース

今回ご紹介するのは、リウマチの体質もないのにリウマチと診断され治療をされていた80代女性の方です。

≪受診前の経過≫
2019年9月、めまいが出現し、総合病院入院となった。入院中の担当医(リウマチ科ドクター)が足を見て「リウマチ」と診断。
2020年2月より、生物製剤での治療が開始された。痛みがあることを伝えると、薬剤が変更された。
治療薬が度々変更になること、薬剤変更後湿疹が出現したことなど、今の治療が正しいのかと思い、当院受診となった。

≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみると、リウマチ因子は(-)、全身の炎症を表すCRP、滑膜炎を表すMMP‐3の上昇はあるませんでした。リウマチの体質もないのに、また炎症所見も全くないのに治療をされていたということです。
手指の痛みは変形性指関節症で、関節のすき間が狭くなっていることが影響していること、薬剤変更後の湿疹は副作用と思われること、必要のない治療は体への影響しかないことを説明し、治療中止を提案しました。
後日検査したところ、リウマチ因子、抗CCP抗体ともに(-)で、リウマチの体質がないことが改めて確認できました。ただ抗核抗体は陽性でしたので、膠原病の活動性を観察していく必要がある旨を患者さんに説明しました。

リウマチの体質も炎症所見も全くないのに、足を見ただけでリウマチと診断・治療をするなんて、そんな話はありません。このようなことがあってはならないのです。








その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

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