その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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- 誤診 潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された
リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある
誤診 潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された
今回ご紹介するのは、潰瘍性大腸炎の合併症と言われ、抗リウマチ薬を処方された40代女性です。
≪受診前の経過≫
2022年10月末、右足甲から内側にかけて激しい痛みがあり、整形外科を受診。鎮痛剤と湿布で様子をみるも、改善しなかった。その後の血液検査では、リウマチ因子、抗CCP抗体、抗核抗体すべて陰性、CRPの上昇もなかった。「この注射で痛みが止まればリウマチの可能性がある」と言われ、エタネルセプト皮下注を施注したが、痛みは消失せず1回のみで終了。
”足の痛みは血栓のせいかも”と思い、総合病院総合内科を受診。血液検査の結果に異状はなかった。
2023年1月、別の総合病院の免疫内科を紹介され受診。「手のこわばりや関節痛は潰瘍性大腸炎(以前から治療中)の合併症」と言われ、リウマトレックス4c/週が処方された。内服した翌日には、湿疹が出現。ひどくなり救急病院を受診した。
一向に症状が改善しないため、当院受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、リウマチ因子、抗CCP抗体は陰性でした。全身の炎症を表すCRPや滑膜炎を表すMMP-3の上昇はありませんでした。
炎症所見も何もないのに、リスクのある薬を出され副作用が出現した、ということです。
診察してみると、右の股関節にずれがあり、可動域が極端に狭い状態でした。そのために、右足首に負担がかかり痛みが出ているようでしたので、手技による股関節の調整を行いました。
全ては右股関節の可動域が狭いこと、そのために右足首がいつも緊張状態で、動くと痛みが出ていたのです。そのことを詳しく説明し、潰瘍性大腸炎とは何も関係がないことを十分理解していただき、薬を中止することを提案しました。
リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある
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誤診 潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された
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