その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある
本当にPMRなのか疑わしいケース
今回ご紹介するのは、リウマチ性多発筋痛症の治療を10年継続、今も身体の痛みに悩まされているという70代男性のケースです。
≪受診前の経過≫
2013年、全身のこわばりが出現したため、かかりつけ医に相談。総合病院を紹介され受診すると、リウマチ性多発筋痛症(PMR)と診断され、プレドニン15㎎/日が開始となった。
プレドニン10㎎/日になったところで、かかりつけ医に戻り、薬を出してもらった。自覚症状によって、プレドニンの量は調節していた。
2021年頃より、尿糖が出現。「プレドニンは等を出す作用があるため心配いらないが、念のため薬を飲みましょう」と、糖尿病の治療を開始。
2024年3月末より、こわばりが強くなったため、プレドニンの増量を希望した。主治医から「これ以上の増量は自信がない」と言われ、総合病院のリウマチ膠原病科を紹介された。
リウマチ膠原病科を受診すると、問診と経緯を話しただけで、リウマチ専門院での治療を勧められ、別の病院のリウマチ科を紹介された。しかし受診まで1カ月もあり、それまでは待てないと思った。
以前からホームページを見ていたこともあり、当院のことは知っていた。自分と同じ、リウマチ性多発筋痛症で治療を行っている方の症例を見た。自分は本当にリウマチ性多発筋痛症なのか、また今の治療があっているのか、という思いで受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
話を聞くと、10年ほど治療をしてるが、この1年はあちこちに痛みがあり、初期を思わせるような状態であるということでした。
持参された初診時の検査データをみると、
●リウマチ因子(-)、CRP 2.99、WBC 13340、LDH 122
(抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体、MMP-3 は未検査)
白血球数が高値のため、細菌感染症かリウマチ性多発筋痛症(PMR)が考えられました。LDHが112と低値のため、PMRだった可能性もあります。熱中症も否定できません。
患者さんの話によると、熱中症のような症状で、点滴とステロイドにより回復したということでした。この時、ステロイドが効果を示したために、リウマチ性多発筋痛症と診断され、現在に至ったのだと推測できました。しかし、元々リウマチ性多発筋痛症ではなかったのではないか、という疑問も生じました。
現在の状態を確認するために、当院で詳しく検査すると、
●リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(-)、抗GAL欠損IgG抗体(-)、CRP(±)、MMP-3 132.8
MMP-3の上昇は、プレドニンを服用しているためで、リウマチ性多発筋痛症という診断自体が、曖昧であること、プレドニンを長期にわたり服用しているため、体へのリスクしかないことを詳しく説明しました。
リウマチ性多発筋痛症という診断自体が曖昧であることから、プレドニンの減量・中止を提案しました。
病気がPMRなら、減量ky今回ご紹介するのは、リウマチ性多発筋痛症の治療を10年継続し、治療に疑問を持たれて来院された70代男性のケースです。
≪受診前の経過≫
2013年、全身のこわばりが出現したため、かかりつけ医に相談。総合病院を紹介され受診すると、リウマチ性多発筋痛症(PMR)と診断され、プレドニン15㎎/日が開始となった。
プレドニン10㎎/日になったところで、かかりつけ医に戻り、薬を出してもらった。自覚症状によって、プレドニンの量は調節していた。
2021年頃より、尿糖が出現。「プレドニンは等を出す作用があるため心配いらないが、念のため薬を飲みましょう」と、糖尿病の治療を開始。
2024年3月末より、こわばりが強くなったため、プレドニンの増量を希望した。主治医から「これ以上の増量は自信がない」と言われ、総合病院のリウマチ膠原病科を紹介された。
リウマチ膠原病科を受診すると、問診と経緯を話しただけで、リウマチ専門院での治療を勧められ、別の病院のリウマチ科を紹介された。しかし受診まで1カ月もあり、それまでは待てないと思った。
以前からホームページを見ていたこともあり、当院のことは知っていた。自分と同じ、リウマチ性多発筋痛症で治療を行っている方の症例を見た。自分は本当にリウマチ性多発筋痛症なのか、また今の治療があっているのか、という思いで受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
話を聞くと、10年ほど治療をしてるが、この1年はあちこちに痛みがあり、初期を思わせるような状態であるということでした。
持参された初診時の検査データをみると、
●リウマチ因子(-)、CRP 2.99、WBC 13340、LDH 122
(抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体、MMP-3 は未検査)
白血球数が高値のため、細菌感染症かリウマチ性多発筋痛症(PMR)が考えられました。LDHが112と低値のため、PMRだった可能性もあります。熱中症も否定できません。
患者さんの話によると、熱中症のような症状で、点滴とステロイドにより回復したということでした。この時、ステロイドが効果を示したために、リウマチ性多発筋痛症と診断され、現在に至ったのだと推測できました。しかし、元々リウマチ性多発筋痛症ではなかったのではないか、という疑問も生じました。
現在の状態を確認するために、当院で詳しく検査すると、
●リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(-)、抗GAL欠損IgG抗体(-)、CRP(±)、MMP-3 132.8
MMP-3の上昇は、プレドニンを服用しているためで、リウマチ性多発筋痛症という診断自体が、曖昧であること、プレドニンを長期にわたり服用しているため、体へのリスクしかないことを詳しく説明しました。
リウマチ性多発筋痛症という診断自体が曖昧であることから、プレドニンの減量・中止を提案しました。
病気がPMRなら、減量(休薬)すると症状が出てくると思われます。もし何も異常がなかったら、熱中症だったのかもしれません。
リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある
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高齢女性の見落とされたPMR(リウマチ性多発筋痛症)
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リウマチ性多発筋痛症(PMR)と診断された女性のケース
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リウマチの可能性もないのに通院を続けると、誤診を生み薬を投与されてしまうケースの一例
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<誤診>炎症も免疫異常もないのに乾癬性関節炎と診断され、リウマトレックスを投与されそうになった
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本当にPMRなのか疑わしいケース
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リウマチは全くないのに、長期間必要のない治療をされていた
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リウマチと誤診され治療されていた
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滑膜炎だけが発症したケース
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セロネガティブRA?
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リウマチ専門医なのに、リウマチ性多発筋痛症をよく知らない
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高齢者に安易にステロイドを使うな
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抗CCP抗体陽性でも、関節痛と体調不良はリウマチのせいではない
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間違いだらけのリウマチ医療⑬
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膠原病も体質があるだけで活動性がないので、治療はまったく必要がない
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間違いだらけのリウマチ医療⑪
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間違いだらけのリウマチ医療⑨
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間違いだらけのリウマチ医療⑧
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間違いだらけのリウマチ医療⑤
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間違いだらけのリウマチ医療④
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母と同じリウマチだと思ったが、老化に伴った変形性指関節症だった
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リウマチはなく、その他の膠原病の発症もなし
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手の変形はリウマチではなく変形性指関節症
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間違いだらけのリウマチ医療 必要のない薬が次から次へと
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突然全身に強い痛みが…いったい何の病気
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リウマチの検査もせず、CRPだけでリウマチ性多発筋痛症と即断。またも整形。
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症状だけで検査もせずPMR(リウマチ性多発筋痛症)と診断し、プレドニン10㎎も投与。またも整形。
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リウマチと誤診された、リウマチ性多発筋痛症
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関節リウマチは誤診。リウマチ性多発筋痛症が正しい診断。
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リウマチ性多発筋痛症で治療していたが、関節リウマチに診断が変更…なぜ
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膠原病でシェーグレンの可能性があると言われていた。最近朝のこわばりやふくらはぎの痛みが出現したので、リウマチではないかと当院受診
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初期の関節リウマチと診断され、リウマトレックスが処方されたが、実は変形性膝関節症だった
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変形性膝関節症が関節リウマチと間違えられたケース
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ドクターの思い込みで関節リウマチと誤診される
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たとえリウマチの体質があったとしても、炎症所見がなければ治療は必要ない
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大学病院で回帰性リウマチと診断され、薬を処方された患者さんが来院。関節痛があり検査するも炎症所見は全くなく、誤診だった。
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誤診 潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)であったがために、ただの足の痛みが関節リウマチと誤診され治療された
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誤診 両肩の関節痛が、大学病院でリウマチと誤診される(リウマチ因子や炎症反応全てなし)
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誤診 リウマチ因子も抗CCP抗体も、炎症所見も何もないのにリウマチと診断(総合病院リウマチ科)
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治らなかった首の痛みが、股関節の調整で改善
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どこの整形外科に行っても治らない左肩の激痛で夜も眠れず。当院での股関節調整法で、直後に症状改善
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また「MMP-3(関節の破壊)の上昇」の理解ができないリウマチの専門医。関節リウマチと誤診し、間違った治療へ。
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誤診⑱五十肩を関節リウマチと診断し、免疫抑制剤を投与されそうになった
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リウマチ性多発筋痛症…また関節リウマチと誤診され治療
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全く健康な女性をリウマチに仕立て上げ、色々な生物製剤を投与(誤診と詐欺)
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どこの病院でもわからない病気、リウマチ性多発筋痛症(いつもリウマチと誤診される)
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老化による指の変形をリウマチと誤診(総合病院リウマチ科)
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「原因不明の痛み」大学病院でも診断がつかない
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リウマチ性多発筋痛症、大学病院でもリウマチと誤診されやすい
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整形外科でも総合病院のリウマチ科でもまたまた誤診。病気でない人がリウマチに。
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リウマチではないのに一方的に誤診され、劇薬のステロイド剤と免疫抑制剤が処方されたケース(まさに詐欺行為)
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リウマチは全くないのに、足を見ただけで「リウマチ」と診断されたケース
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誤診に誤診を重ねたケース②全く正常なのにリウマチと誤診され、様々な生物製剤を投与。副作用で皮膚症状が出るとリウマチ性乾癬と誤診し、その治療まで。
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誤診されたうえに、入院・手術までされたケース
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リウマチが全くないのに、変形性指関節症をリウマチと誤診。必要のないプレドニンやリウマトレックスが出されていた。
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リウマチ性多発筋痛症と関節リウマチの二つの病名が付き、同時に治療をされていたケース
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炎症所見も、リウマチ因子も抗CCP抗体も全くないのに、リウマチ治療をされたケース
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原因不明の関節痛ーからだの歪みと筋力低下ー
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当院ホームページ(リウマチ 誤診)でリウマチ性多発筋痛症が判明したケース
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リウマチ専門病院と大学病院で誤診された患者さん
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リウマチと診断された方の検査データ。本当はリウマチ性多発筋痛症だった
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リウマチ因子、抗CCP抗体、抗GAL欠損IgG抗体全てマイナス。
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本当にリウマチ?
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リウマチではないのに治療するなんて
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リウマチ因子も炎症所見もない。それなのにリウマチ?
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全くリウマチは認められない
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診断基準を満たしていないのに治療?
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炎症もはっきりしないのに、リウマトレックスは不必要。生物製剤はまったく必要ない。
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成人スチル病と診断されるまで
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総合病院で病名が告げられないまま、リウマチの治療をされていた
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実は多い!リウマチ性多発筋痛症
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リウマチ因子、抗CCP抗体マイナス。MMP-3(滑膜炎)のみ上昇。