その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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- <誤診>炎症も免疫異常もないのに乾癬性関節炎と診断され、リウマトレックスを投与されそうになった
リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある
<誤診>炎症も免疫異常もないのに乾癬性関節炎と診断され、リウマトレックスを投与されそうになった
今回ご紹介するのは、ドクターの言葉に不安が増し、急遽受診された50代女性のケースです。
≪受診前の経過≫
2024年7月、ぎっくり腰でかかっていた整形外科のドクターが、右第3指PIPの腫れをみて、「PIPはヘバーデン結節ではない。リウマチの可能性もある」と言い、総合病院受診を勧めた。
後日、紹介された総合病院内科を受診。血液検査、レントゲン、エコーなどでは異常がなかった。担当医から「皮膚にガサガサしているところはないか」と聞かれ、乾癬があることを伝えると皮膚科を紹介され、そこで生検し乾癬が確定された。
内科の担当医は、「リウマチはなく、骨はきれい。おそらく乾癬性関節炎でしょう」とセレコキシブが処方された。
乾癬の症状は、皮膚科で処方された薬で改善したが、足趾や足裏の痛みは増強。このことを担当医に伝えると、足の状態を診られることもなくリウマトレックスの服用を提案された。
患部をみることもなく薬を変更されることに不信感や不安があったため、薬を飲みたくないことを伝えると、真顔で「このままだと骨が溶けてしまいますよ」「進行しますよ」と言われた。
不安がさらに増したため、ネットで”関節炎 病院”を検索し、当院受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
●リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(-)、CRP(-)、MMP-3 35.4
リウマチの体質も炎症所見も全くなく、治療は必要ない状態であることを説明しました。
手指のレントゲンを撮ってみると、全体的にすき間がなく、ぶつかり合っているようでした。足趾は外反母趾のため足裏に負担がかかり、浮き趾(第2指)もできて痛みが出ているようでした。また右の関節がずれていることも影響しているようでしたので、手技による整復(磯谷療法)を行い、自宅でもできる体操を指導しました。
足裏の痛みに対しては、「くつ屋」でのインソール作成を勧めました。
※乾癬性関節炎は、関節リウマチの時と同じように、CRPとMMP-3が共に上昇します。
CRPとMMP-3の上昇がなければ、関節炎は存在していません。
ただ「乾癬性関節炎」という名前だけ知っていて、何も考えずに勝手に思い込んだものと思われます。
こんなドクターが多いことは残念なことです。
リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある
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リウマチ性多発筋痛症(PMR)と診断された女性のケース
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