その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある
リウマチは全くないのに、長期間必要のない治療をされていた
今回ご紹介するのは、痛みの原因がリウマチなのか知りたくて来院されたが、実はリウマチの体質はなく、必要のない治療を長い間されていたという50代女性のケースです。
≪受診前の経過≫
約30年前、両膝に水が溜まり、総合病院を受診。そこでリウマチと診断され、リウマトレックス1~2c/週を服用していた。
その後、別の総合病院に転院。リウマトレックスは2c/週から始まり、現在は5c/週服用している。通院は3カ月ごとで、今より症状が悪くなるようなら、皮下注射をと勧められている。
2024年4月、右手の腫れや熱感、痛みが出現したため、整骨院を受診。テーピングをしてもらったが、翌日には腫れの範囲が広がり、整形外科受診を勧められた。
整形外科では、「リウマチの感じが強い。リウマチは診れない」ということで、当院を紹介された。
今まで経験したことのないような症状のため、リウマチが原因なのか知りたいと思い、当院受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
診察してみると、右手首のみ腫脹がみられました。症状からみても、腱鞘炎を起こしていると考えられました。手に負担のかかる仕事をされているということでしたので、それが原因ではないかということをお話ししました。しかし、リウマチの発症も否定できないため、当院で詳しく検査しました。
●リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(-)、CRP(±)、MMP-3 25.9
リウマチと診断され治療をされていましたが、なんと、リウマチの体質はありませんでした。
リウマチは全くないのに、長い期間必要のない治療をされていたということが判明しました。
このことを詳しく説明し、リウマトレックスを中止することを提案しました。1か月後に検査をして、改めて状態を確認しましょうとお話ししました。
リウマチの体質はないが、リウマチに似た症状がある
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