リウマチ発症の瞬間

リウマチ治療がうまくいっていない（炎症あり）

今回ご紹介するのは、いくつか病院を受診しても症状が改善しないために受診された50代女性のケースです。

≪受診前の経過≫
2024年2月頃、腰痛から始まり、膝や手首、肩と痛むところが増えていった。
整形外科膝外来を受診したが、腫れも熱感もないということで、局注をした。しかし効果はなかった。
かかりつけ医に相談し、血液検査をしてもらった。
　　●リウマチ因子　７、抗CCP抗体　16.2
検査の結果、専門で診てもらったほうが良いと言われ、総合病院のリウマチ科を受診。血液検査の結果、抗CCP抗体が上昇しているということで、MRIを撮るも異常はなく、「このくらいの数値は一時的なもの」「リウマチではない」と言われた。
ペインクリニックにも数回通ったが痛みはなくならず、ネットで検索し、当院受診となった。

≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
　　●リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(+)、CRP　0.23、MMP-3　31.8
と、リウマチの活動性はみられませんでした。
当院で詳しく検査してみると、
　　●リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP(±)、MMP-3　96.3
約1カ月の間にリウマチ因子は陽性に転じ、リウマチの活動性も軽度認められました。
両膝や手指をレントゲンでみると、どちらも関節裂隙の狭小化がみられ、そのための痛みとリウマチによる痛みがダブっているようでした。
今は活動性が出現してきているので、リウマチの治療が必要であることを説明し、治療開始となりました。

リウマチに関するお悩み・ご質問は、
お気軽にご相談ください。

当院のリウマチ治療リウマチSOS

治療のご相談はこちら

その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

診療時間	月	火	水	木	金	土	日
9:00～12:00	○	○	○	休診	○	○	休診
14:30～17:30	○	○	○	休診	○	☆	休診