その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
間違いだらけのリウマチ医療①
Ⅰ型糖尿病のリウマチの患者さん。なんとステロイド(メドロール)を2錠も投与され、全身状態は最悪に。
今回ご紹介するのは、今の治療に不安を抱かれ、九州から来院された80代女性です。
≪受診前の経過≫
2019年頃、ペースメーカーでかかっている内科で糖尿病の治療をしていた。そこでの血液検査で、リウマチがあると言われたため、姪の勤務先であるリウマチ内科を受診した。そこでリウマチと診断され、アザルフィジン、リマチル、プログラフの内服治療が始まった。もともと症状は全くなかったのだが、治療を始めていくうちに両手のこわばりや手首に痛みが出現した。
持病の糖尿病の主治医には、ステロイドは良くないと言われていた。かすかにステロイドとはわかっていたが、痛みが強いためにメドロール2錠の処方を受け入れた。
2023年5月、両下肢全体の痛みが強くなり、両手指に腫れも出現。検査結果も悪かったが、主治医からは何の説明もなかった。
ステロイド剤が多く、息切れや動悸も出現してきて、夜も眠れなくなった。症状が改善しないのに薬が多く、このまま今の治療を続けていいのか不安になり、知人の紹介で九州より当院に受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
当院での検査
リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP(1+)、MMP-3 89.5、HbA1c 10.0
Ⅰ型糖尿病の患者さんにステロイドを投与したため、糖尿病は当然悪化。そしてリウマチには効果がなく、逆に鉄欠乏性貧血や低たんぱく血症が進行していました。
そのためにメドロールは止める方向で減量し、効果が期待でき、副作用の少ない生物製剤アクテムラでの治療に変更することを勧め、今後2~3か月経過を見ていくこととしています。
リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
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成人スチル病-以前から寛解状態なのに、免疫抑制剤やステロイドなど不必要な薬が大量に投与され体調を崩した-
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東京の有名大学病院のリウマチ科で、発症していないのにもかかわらず、リウマチ因子、抗CCP抗体が陽性なだけで治療開始。副作用で肝障害が出現し休薬となったが、その後リウマチが発症し急速に悪化したケース。今回もアウト
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