リウマチ改善症例

リウマチ再燃、リスクの少ない生物製剤アクテムラで治療

今回ご紹介するのは、リウマチ治療を中止していたところ、多関節痛が出現したという80代女性です。

≪受診前の経過≫
2021年12月、両手指に痛みがあり総合病院を受診。リウマチのような感じと言われ、リウマトレックス4c/週、シンポニー1回/4週が開始となりました。
約1年治療を続けていたが、予約日を忘れて以降は通院しませんでした。この時痛みは消失していました。
最近、多関節の痛みが出現してきたため、知人の紹介で当院受診となりました。

≪当院初診時の炎症の有無≫
当院で詳しく検査してみると、リウマチ因子、抗CCP抗体ともに強陽性、全身の炎症を表すCRPは(1+)、滑膜炎を表すMMP-3は339.8と上昇しており、リウマチの活動性が著明に表れていました。そのうえ貧血も伴い、鉄の利用障害が起きているために、日々の生活ができにくくなっていたようです。
リウマチが再燃したことを説明すると、治療を希望されたので、今回はリスクの少ない生物製剤アクテムラを勧め、早速開始いたしました。



具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎等

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。









その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

書籍について

リウマチ改善症例

  1. MMP-3の上昇を見逃された

  2. リウマチ再燃、リスクの少ない生物製剤アクテムラで治療

  3. 従来の薬(プレドニンやリウマトレックスなど)は量が少ないと効かないこともあり、リスクだけが一方的に高い。今はほとんどの人に効果のある生物製剤(アクテムラ)で治療するべき。

  4. 効果があるのに治療薬を変更…なぜ

  5. 8年ぶりに来院

  6. ずさんな整形外科(検査もしないでリウマチ性多発筋痛症と勝手に診断し、ステロイドを投与)

  7. リウマチが進行、しかし医者嫌いで病院受診せず

  8. 原因不明の低血糖発作が毎日出現。その度に救急車。何が原因なのか。

  9. 治療していてもリウマチが進行していたケース

  10. リウマチ再燃。約4年もの間、投薬なしでリウマチの活動性が消失していたケース。

  11. 「サプリメント」と「ステロイド」ではリウマチは治らない。むしろ逆効果。

  12. 関東から急遽夜行バスで来院。リウマチは軽度、薬嫌い。

  13. 曲がっていた膝が、なんと1日で伸びるようになった症例。遠方から2泊3日で来院。

  14. 本人がリウマチを疑い、いくつかの専門医を受診したが「違います」と言われ、一度も検査されなかったケース

  15. 東京の有名大学病院のリウマチ科で、発症していないのにもかかわらず、リウマチ因子、抗CCP抗体が陽性なだけで治療開始。副作用で肝障害が出現し休薬となったが、その後リウマチが発症し急速に悪化したケース。今回もアウト

  16. 『リウマチ因子、抗CCP抗体ともに陽性』、でも8年経過してもリウマチが一度も発症していないケース

  17. どこの病院に行っても治らなかった関節痛、鉄欠乏性貧血、腹水。リウマチ治療で炎症を抑えると改善。

  18. 総合病院で何年もリウマチの治療をしても全く良くならず。治療変更で炎症は消失し痛みのない生活へ。

  19. リウマチ治療、その後。

  20. ステロイド離脱。リウマチの活動性消失。

  21. プレドニン減量、活動性消失し、生活改善。

  22. 副作用の多いステロイドは離脱。症状は改善。

  23. なぜ高齢者に多量の免疫抑制剤?

  24. 高齢者に多量のステロイドやリウマトレックスが?ステロイド離脱指示。

  25. ステロイドは抗リウマチ剤ではない!

  26. 治療変更でステロイド減量、諸症状すべて消失へ。

  27. アクテムラの治療で寛解に!

  28. 間違われた診断。

  29. また!高齢なのにステロイドが投与され効果がなかったケース

  30. リウマチ発症のタイミングを検査データでとらえられた

    リウマチ発症のタイミングを検査データでとらえられた

  31. リウマチ寛解から全快へ。非常に稀なケース(抗GAL欠損IgG抗体陽性から陰性へ)

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