
執筆者プロフィール
篠原 佳年(しのはら よしとし)
1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。
リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
今回ご紹介するのは、リウマチの治療に漢方を取り入れていたが、痛みが増強したという40代女性です。
≪受診前の経過≫
2021年9月頃、起床時に両足裏が痛むようになった。その後1年くらいかけて、痛みが増強した。
2022年5月、整形外科を受診。レントゲンやMRI、血液検査の結果からリウマチと診断され、アザルフィジン、リウマトレックスが処方された。しかし内服はしなかった。(抗CCP抗体(-)、抗核抗体(+)、CRP(1+))
11月、漢方治療を行っている医院を受診。血液検査の結果、リウマチと診断され漢方治療開始。約1年継続したのち、体質改善を始めたため、漢方治療は中止した。
父親がリウマチで、抗リウマチ薬での治療を行っていたが、改善しなかった経緯があったので、漢方治療を取り入れた。しかし、痛みが増強し、頑固に漢方にこだわる必要もないと思い、「リウマチが治った」を読み、受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
診察してみると、両足首や右肘にも炎症が認められました。加え両膝には関節液が貯留していたため抜水。すると、困難だった歩行もスムーズに行えるようになりました。
レントゲンを撮ると、手指や膝の関節裂隙は狭く、リウマチによる影響も出ている所見でしたので、詳しく検査しました。
当院での検査
リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、抗核抗体(+)、CRP(2+)、MMP-3 607.5
リウマチの体質があり、やはり炎症所見も認められました。
書籍を読まれ、当院での生物製剤アクテムラでの治療を希望されて来院されたということでしたので、早速治療を開始しました。
執筆者プロフィール
篠原 佳年(しのはら よしとし)
1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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