その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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- ステロイド離脱。リウマチの活動性消失。
リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
ステロイド離脱。リウマチの活動性消失。
今回ご紹介するのは、高齢なのに多量の免疫抑制剤を投与されていた、70代男性の方です。
≪受診前の経過≫
全国系列の大学病院のリウマチ科で、悪性関節リウマチとの診断にて、高齢にもかかわらず、プレドニゾロン8㎎/日、プログラフ2㎎/日が処方されていました。胃薬、抗生剤など薬が増え始め、体調が崩れ症状も改善せず、体力低下も著しく悪化するため、当院を受診されました。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
調べてみると、悪性関節リウマチの可能性は乏しく(ほぼなし)、リウマチの活動性のみ上昇していたので、抗リウマチ薬を変更する必要があると伝えました。
≪治療後の経過≫
初めの来院から約3か月にわたり、圧迫骨折のため入院されました。これは、高齢にもかかわらずステロイドの大量投与による、胸椎~腰椎と広範囲の圧迫骨折が出現したためで、来院できない状態でした。
骨折が治癒してから再来院後、アクテムラの皮下注を開始してからやっとステロイドは離脱でき、CRP、MMP-3なども正常化しました。リウマチの活動性は消失したため、現在では通常の生活が送っておられます。他の薬は、骨粗鬆症の薬のみを服用されています。
上記のように、たくさんの薬を服用しているが副作用に不安や心配があるという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
具体的な治療内容 | 生物製剤療法 |
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副作用・リスク ※ | 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎 |
※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。
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