
その他改善症例
またもリウマチ専門医が、検査もせずに”リウマチ”と即断し、抗リウマチ薬を投与していたケース
今回ご紹介するのは、詳しい検査もされないままリウマチ治療をされていた60代女性の方です。
≪受診前の経過≫
2022年10月、両手指、両手首、右肩、右足首等に強い痛みが出現したため、総合病院を受診。血液検査とCTの結果からリウマチと診断され、リウマトレックス4c/週が開始となった。
11月、リウマトレックスを服用し始めてから、顔の腫れぼったさや微熱が続くようになる。このことを主治医に伝えたが、関節の痛みが軽減しないため、リウマトレックスは6c/週に増量となった。
12月、足の甲が腫れたことを伝えると、抗リウマチ薬のイグラチモド(ケアラム)が追加となった。
治療を開始して2ヶ月が経過するが、症状が改善しなかったので義妹に相談したところ、当院のことを聞き受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、リウマチ因子も抗CCP抗体も調べられていませんでしたので、詳しく検査しました。すると、リウマチ因子、抗CCP抗体はともに陽性、全身の炎症を表すCRPも滑膜炎を表すMMP-3もどちらも上昇していました。今までの治療の効果はなかったということです。
それに加え、リウマトレックスの副作用のせいなのか、間質性肺炎の指標であるKL-6は上昇していました。しかしまだ、レントゲンでの異常や呼吸器症状などの所見はありませんでした。
リウマトレックスはすぐに中止し、生物製剤アクテムラでの治療に変更しました。
リウマチについて詳しく検査もせず、リウマチと診断し抗リウマチ薬を投与。そのうえ副作用などのチェックもしないのは、本当に「リウマチ専門医」と言えるのか、疑問に思える症例が続いています。
具体的な治療内容 | 生物製剤療法 |
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副作用・リスク ※ | 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎等 |
※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

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