
リウマチ改善症例
MMP-3の上昇を見逃された
今回ご紹介するのは、リウマチではないと言われたが不安になり来院された、70代男性です。
≪受診前の経過≫
約2年前より、両手指に痛みやこわばりが出現、うずいて痛むようになる。
近医にて検査したところ、リウマチの数値が高いということで、総合病院リウマチ科を紹介され受診。そこで、血液検査はリウマチだが、レントゲンはリウマチではないということで、治療はなかった。
不安になり、知人から当院のことを聞き受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
診察してみると、手指の関節裂隙は狭小化しており、著明な変形性指関節症でした。
また持参された検査データをみると、リウマチ因子、抗CCP抗体ともに陽性。全身の炎症を表すCRP、滑膜炎を表すMMP-3はどちらも上昇しており、リウマチの活動性が出現している状態でしたので、リウマチの治療を開始することにしました。

リウマチ改善症例
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MMP-3の上昇を見逃された
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リウマチ再燃、リスクの少ない生物製剤アクテムラで治療
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従来の薬(プレドニンやリウマトレックスなど)は量が少ないと効かないこともあり、リスクだけが一方的に高い。今はほとんどの人に効果のある生物製剤(アクテムラ)で治療するべき。
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効果があるのに治療薬を変更…なぜ
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8年ぶりに来院
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ずさんな整形外科(検査もしないでリウマチ性多発筋痛症と勝手に診断し、ステロイドを投与)
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リウマチが進行、しかし医者嫌いで病院受診せず
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原因不明の低血糖発作が毎日出現。その度に救急車。何が原因なのか。
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治療していてもリウマチが進行していたケース
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リウマチ再燃。約4年もの間、投薬なしでリウマチの活動性が消失していたケース。
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「サプリメント」と「ステロイド」ではリウマチは治らない。むしろ逆効果。
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関東から急遽夜行バスで来院。リウマチは軽度、薬嫌い。
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曲がっていた膝が、なんと1日で伸びるようになった症例。遠方から2泊3日で来院。
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本人がリウマチを疑い、いくつかの専門医を受診したが「違います」と言われ、一度も検査されなかったケース
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東京の有名大学病院のリウマチ科で、発症していないのにもかかわらず、リウマチ因子、抗CCP抗体が陽性なだけで治療開始。副作用で肝障害が出現し休薬となったが、その後リウマチが発症し急速に悪化したケース。今回もアウト
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『リウマチ因子、抗CCP抗体ともに陽性』、でも8年経過してもリウマチが一度も発症していないケース
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どこの病院に行っても治らなかった関節痛、鉄欠乏性貧血、腹水。リウマチ治療で炎症を抑えると改善。
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総合病院で何年もリウマチの治療をしても全く良くならず。治療変更で炎症は消失し痛みのない生活へ。
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リウマチ治療、その後。
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ステロイド離脱。リウマチの活動性消失。
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プレドニン減量、活動性消失し、生活改善。
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副作用の多いステロイドは離脱。症状は改善。
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なぜ高齢者に多量の免疫抑制剤?
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高齢者に多量のステロイドやリウマトレックスが?ステロイド離脱指示。
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ステロイドは抗リウマチ剤ではない!
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治療変更でステロイド減量、諸症状すべて消失へ。
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アクテムラの治療で寛解に!
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間違われた診断。
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また!高齢なのにステロイドが投与され効果がなかったケース
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リウマチ発症のタイミングを検査データでとらえられた
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リウマチ寛解から全快へ。非常に稀なケース(抗GAL欠損IgG抗体陽性から陰性へ)