その他の改善症例につきましては、
院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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- アクテムラやプレドニン、リウマトレックスでリウマチは寛解状態。しかし全身の関節の痛みが増すばかりで生活が困難に。一体どうして…
リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
アクテムラやプレドニン、リウマトレックスでリウマチは寛解状態。しかし全身の関節の痛みが増すばかりで生活が困難に。一体どうして…
今回ご紹介するのは、検査データは良いのに全身の関節に痛みがあると言われる、60代女性です。
≪受診前の経過≫
2022年2月、肩や股関節に痛みがあり、整形外科を受診したところ、関節リウマチではないかと別の総合病院(リウマチ科)を紹介された。そこで関節リウマチと診断され、プレドニン、リウマトレックス、ケアラムが処方される。
リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、抗核抗体(+)
CRP:6.93、血清補体価:58、MMP-3:計測なし
炎症が改善しないため、生物製剤アクテムラ(1回/2週)が追加となる。
すると炎症が止まり著効。
それでも全身の関節痛が改善しないため、アクテムラは1回/週に増量される。またリウマトレックスも増量される。
薬が増えても、関節の痛みが改善する傾向はなく、痛む箇所は逆に増えるので、他に良い治療はないのかと思いインターネットで調べ、当院受診となる。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、抗核抗体(+)で、関節リウマチであることは間違いないが、
CRP:0.05以下で、炎症は全くない
この患者さんは、アクテムラを追加されると、CRPはすぐに(-)となったので、プレドニンとリウマトレックスは効いていなかったので中止すべきでした。
しかしプレドニンやリウマトレックスを続けたことが原因で、心と身体のバランスをくずし、痛みに敏感になり、体調不良を感じるようになったのだと、私は考えました。そのため、アクテムラでの治療は、1回/2週に戻し、必要のないリウマトレックスは中止するようアドバイスしました。
2~3週間後に来院された患者さんから、「多関節の痛みが増している」という訴えがありました。聞くと、全身の関節の痛みを以前からずっと感じていたということでした。
40年以上リウマチをみていますが、「全身が痛い」というリウマチの患者さんは初めてでした。「全身に痛みが出る人は、高熱がある人か、体力・筋力が全くない人以外みたことがありませんよ」と話しました。
そこで、椅子に座っている患者さんに「膝を上げてみてください」と言ったところ、ほんの少ししか上げられませんでした。毎日、立ち仕事をされていて、体力・筋力には自信があったそうですが、これほど筋力が低下していることに、ご本人も娘さんも非常に驚かれていました。
このことから、全身の関節痛は、筋力の極度の低下が原因だとわかりました。
何度もお伝えしていますが、生物製剤アクテムラは「リウマチを治す」のではなく、「炎症(CRP)を抑える」薬です。このことをしっかりと理解できていないドクターが非常に多いために、このような治療がなされたのでしょう。
また一番大切な体力(筋力)をはかることが、医学にはないのです。
そして、検査データを読めないドクターがあまりにも多くて、患者さんが痛みを訴えるたびに、わけもわからず薬を変えたり増やしたりしているのが現状です。
リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
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リウマチ発症の瞬間
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治療の効果なくCRP上昇…
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間違いだらけのリウマチ医療⑫
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完治の難しいリウマチ
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治療するも効果なく、生活に支障が…
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自己判断でリウマチ治療中断、1年後多関節の痛みが増強したため来院
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アクテムラやプレドニン、リウマトレックスでリウマチは寛解状態。しかし全身の関節の痛みが増すばかりで生活が困難に。一体どうして…
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2年間リウマチが悪化、膝に水が溜まって歩行困難に。しかし「リウマトレックスは3cのまま、これ以上は増やせない」「痛みや関節液の貯留は仕方ない」と言われ転院決意。
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またもリウマチ専門医が、検査もせずに”リウマチ”と即断し、抗リウマチ薬を投与していたケース
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いつまでたっても進歩のないリウマチ医療。またプレドニンが…
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リウマトイド血管炎を見落とされていたケース
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寛解しているのに薬がさらに追加され続け、高額医療が継続している症例
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成人スチル病-以前から寛解状態なのに、免疫抑制剤やステロイドなど不必要な薬が大量に投与され体調を崩した-
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ずさんな整形外科(検査もしないでリウマチ性多発筋痛症と勝手に診断し、ステロイドを投与)
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木を見て森を見ず。多すぎる抗リウマチ薬は危険。
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リウマチが進行、しかし医者嫌いで病院受診せず
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原因不明の低血糖発作が毎日出現。その度に救急車。何が原因なのか。
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治療していてもリウマチが進行していたケース
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リウマチ再燃。約4年もの間、投薬なしでリウマチの活動性が消失していたケース。
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「サプリメント」と「ステロイド」ではリウマチは治らない。むしろ逆効果。
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関東から急遽夜行バスで来院。リウマチは軽度、薬嫌い。
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曲がっていた膝が、なんと1日で伸びるようになった症例。遠方から2泊3日で来院。
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本人がリウマチを疑い、いくつかの専門医を受診したが「違います」と言われ、一度も検査されなかったケース
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東京の有名大学病院のリウマチ科で、発症していないのにもかかわらず、リウマチ因子、抗CCP抗体が陽性なだけで治療開始。副作用で肝障害が出現し休薬となったが、その後リウマチが発症し急速に悪化したケース。今回もアウト
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どこの病院に行っても治らなかった関節痛、鉄欠乏性貧血、腹水。リウマチ治療で炎症を抑えると改善。
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総合病院で何年もリウマチの治療をしても全く良くならず。治療変更で炎症は消失し痛みのない生活へ。
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原因不明の「貧血」と「炎症」・・・総合病院で輸血までされていた
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近くの整形外科が不適切な抗リウマチ薬を投与…その副作用にドクターも患者さんも気がつかず
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これでいいのかリウマチ医療
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4年前から発症していた?
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なぜ高齢者に多量の免疫抑制剤?
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高齢者に多量のステロイドやリウマトレックスが?ステロイド離脱指示。
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ステロイドは抗リウマチ薬ではない
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間違われた診断。
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その他の改善症例について