
リウマチ改善症例
総合病院で何年もリウマチの治療をしても全く良くならず。治療変更で炎症は消失し痛みのない生活へ。
今回ご紹介するのは、総合病院で何年もリウマチの治療をしても全く良くならなかった70代女性の方です。
≪受診前の経過≫
2012年、右手手指に痛みが出現、総合病院でリウマチと診断され治療開始。リウマトレックス、アザルフィジン、プログラフ、プレドニンなどを投与するも、症状は改善せず。
2016年には右、2020年には左の人工股関節置換術を受けることになる。
その後もリウマチの炎症は消失せず、手首や手指の痛みは軽快せず。その様子をみた姪の勧めで当院受診となりました。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
詳しく調べてみると、リウマチ因子、抗CCP抗体は共に陽性、全身の炎症を表すCRPは(6+)、滑膜炎を表すMMP-3は245.4と上昇しており、今までの治療ではリウマチの活動性が抑えられていないことが判明。
≪治療後の経過≫
リウマチ治療を生物製剤アクテムラに変更すると、炎症はすぐに消失。治療開始後約1年になりますが、現在では痛みは全くなく、通常の日常生活を送ることができているそうです。
上記のように、何年も治療をしていても症状が改善しないといった方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。
具体的な治療内容 | 生物製剤療法 |
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副作用・リスク ※ | 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎等 |
※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

リウマチ改善症例
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MMP-3の上昇を見逃された
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