
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
今回ご紹介するのは、現在の治療に不安を感じられ来院された60代女性のケースです。
≪受診前の経過≫
2024年10月、左肩から始まり、多関節に痛みが出現したため、近医の内科を受診。そこでの血液検査の結果、「間違いなくリウマチ」ということで、総合病院を紹介された。
総合病院を受診し検査を行ったところ、関節リウマチと診断され、メトジェクト皮下注(1回/週)が開始となった。
治療(メトジェクト)についての説明は一切なかった。また、治療をしているのに、検査データが初診時より悪くなっていることに対しても、何の説明もないままだった。
副作用の症状なのか、よく気分が悪くなることを伝えても、「だいたいみなさん、そんなものですよ」と取り合ってもらず、メトジェクトの投与量はさらに増量となった。
メトジェクトについて調べてみると、元々メトトレキサートという抗ガン剤だということを知った。劇薬だという説明も一切なく、今後このまま治療を続けていくことに、強い不安を感じた。
そのため転院を考えてたところ、当院のことを知人から聞き、ホームページを読んだうえで、アクテムラの治療をしてもらいたいと思い、来院したとのことでした。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP 0.44、MMP-3 106.2、ALB 3.4
治療をしているにもかかわらず、リウマチの活動性は十分に抑えられていない状態でした。
そのためにアルブミンは3.4と非常に低値で、炎症の程度は低いが、身体へのダメージは大きく、生活しにくい状況だと思われました。
当院ホームページを読まれて、アクテムラのことを知っていたので、アクテムラでの治療に変更することとなりました。
メトジェクトは、内服薬のリウマトレックスに比べ、利点として、副作用の消化器症状等が少なく、管理がしやすい、と書かれています。しかし元は抗がん剤のメトトレキサートという薬なので、重大な副作用もあります。それが飲みにくいということで注射という形になったので、副作用が出やすくなるということも考えられます。
患者さんから体調不良の訴えがあったのであれば、メトジェクトの副作用と考え、治療を中断・中止するべきでした。また、メトジェクトを増量して、炎症が抑えられていないのであれば、治療は変更するべきでした。
体調や検査データをほとんど気にせず、メトジェクトを増量していたことから考えれば、このドクターは、いずれ生物製剤へ切り替えるつもりだったのではないか、とさえ思えました。
劇薬を使っている以上、十分すぎる説明と患者さんの同意を得ることは当たり前で、少しでも異常があれば、十分耳を傾けて、副作用ではないか、と考えることが重要だと思います。
患者さんの体調や、検査データの異常も全く気にしなくて治療をするとは、医者としてあるまじき行為ではないか、と思われました。
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
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