
執筆者プロフィール
篠原 佳年(しのはら よしとし)
1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。
リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
今回ご紹介するのは、リウマトレックスの副作用に悩まされているという50代女性のケースです。
≪受診前の経過≫
1990年にリウマチと診断され、シオゾールで治療を開始。
2005年、MMP-3が上昇してきたため、リウマトレックス2c/週に変更された。
2010年、全身状態は悪くないが右第2指MPの痛みの出現のため、レミケードを追加されたが、副作用が出現したため中止。
その後はリウマトレックス2~4c/週で治療を継続。
2023年、リウマトレックス服用後、胃部不快感があるためメトジェクトに変更。
注射に変えても胃部不快感が続くため、今後はアクテムラに変更する予定になっている。
副作用の強いリウマトレックスは使用したくないと思い、以前から受診したいと思っていた当院に来院された。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
●CRP 0.14、MMP-3 30.3
現在の治療は効果があり、リウマチの活動性は抑えられています。
しかし、強い胃部不快感があるために、アクテムラに変更になるということでした。
アクテムラに変更すれば、胃部不快感のような副作用もなくなるでしょうと話しました。
執筆者プロフィール
篠原 佳年(しのはら よしとし)
1950年生まれ、徳島県池田町出身。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわい・クリニック理事長、医学博士。
膠原病、主に関節リウマチを専門としている。一早く生物学的製剤アクテムラを導入し、全国から多くの方が来院。現在まで約700例の実績。
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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