間違われた診断。

リウマチ性多発筋痛症と総合病院で診断されたがリウマチだった。一体こんな誤診がなぜ?

<85歳 女性>
総合病院で約8か月間、リウマチ性多発筋痛症と診断され、ステロイド15㎎投与されていた。

ステロイドの量が多く、ご本人は副作用が心配で、また両肩や左膝の関節痛が軽減しないため、知人の紹介で当院を受診することとなった。(当院受診時には、ステリウドは10㎎に少し減量されていた。)

検査してみると、リウマチ因子陽性、CRP、MMP-3ともに上昇しており、他の診断基準と併せて、関節リウマチと診断した。ステロイドによる精神不安と、糖尿病も合併していたため、副作用の少ない抗リウマチ剤としてリマチルを処方し、ステロイドの減量を開始した。

しかし、プレドニン8㎎からは痛みが増強したため減量できず、治療をアクテムラに変更した。すると、アクテムラは非常に効果的で、炎症所見や関節痛も消失し、ステロイドはその後スムーズに減量でき、現在では中止できている。

このケースは、診断が間違っていた。診断は、もっと細心の注意を払うべきであり、高齢者へのステロイドの投与にはもっと慎重になるべきである。

具体的な治療内容 生物製剤療法
副作用・リスク ※ 注射部位反応、上気道感染、肺炎、蜂巣炎、胃腸炎

※ 個人差はありますが、事前検査や上手な自己管理で、極力副作用を抑えることができます。

普通のリウマチで困っている方は、『リウマチが治った』・『リウマチが治った2』をお読みください。多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。このブログでは、そこに書けなかった症例を紹介しています。

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