
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

リウマチ治療がうまくいっていない(炎症あり)
今回ご紹介するのは、十分な検査をされないまま治療を開始されていた60代女性のケースです。
≪受診前の経過≫
2024年12月、両膝や左手首、左肩に痛みが出現したため、かかりつけの内科の先生に相談したところ、同病院の整形外科に聞いてみたら?と言われ受診。レントゲンを撮ると「肩の骨が壊死している可能性がある」とのことで、A病院の整形外科を紹介された。
A病院の整形外科を受診し、血液検査をしたところ、リウマチ因子が高いということで、リウマチ科を受診するように言われ、予約を取った。
(リウマチ因子 93.0、CRP 2.45 ※抗CCP抗体、MMP-3は調べていない)
2025年1月2日、急に両膝が痛くなったため、休日当番医(B病院)を受診。そこでも検査で、リウマチの数値が高いと言われた。
(リウマチ因子 326、抗CCP抗体 187.7 ※CRP、MMP-3は調べていない)
A病院の受診までの痛み止めとして、プレドニン(5)2T/日が処方された。
1月16日、MRIを撮るため、再びA病院の整形外科を受診した結果、骨には異常はないとのことだった。
翌日、予約していたA病院のリウマチ科を受診すると、「リウマチ因子が陽性で、CRPが上昇しているので、リウマチです。ここでも治療できますが、どうしますか?B病院で治療されますか?」と聞かれたため、B病院での治療を希望した。
B病院では、リウマチということで、リウマトレックス2c/週が開始となり、プレドニンは(5)1T/日となった。
かかりつけの内科を受診した際、これまでの経緯を先生に話したところ、プレドニンやリウマトレックスはリスクが高いと思われたようで、「リウマチならいい先生がいるので、一度診てもらったほうが良い」と言われたため、受診となった。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
(リウマチ因子(+)、抗CCP抗体(+)、CRP 2.45 ※MMP-3は調べられてない)
リウマチの体質をもたれており、炎症所見が認められました。
治療中のデータがありませんでしたので、当院で詳しく調べてみると、
(リウマチ因子(+)、CRP(1+)、MMP-3 254.0、血清補体価 51.5)
CRP、MMP-3ともに上昇がみられ、血清補体価も上昇していることから、現在の治療の効果がなく、リウマチの活動性が止められていないことがわかりました。(プレドニン服用中のためMMP-3は参考値)
今の治療では効果が期待できず、リウマトレックスやプレドニンでの治療はリスクしかないため、効果が期待できる生物製剤アクテムラでの治療に変更することを提案し、患者さんの同意の元、治療を開始しました。
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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