
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。

リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)
今回ご紹介するのは、リウマチ治療を中止して7年、完治状態を維持されている60代女性です。
≪受診前の経過≫
約10年前に、当院にてアクテムラ治療を開始された患者さん。3年治療を継続した後、調子が良いということで治療中断の申し出がありました。寛解状態を維持されていたこともあり、痛みなど症状が出るまで治療を中止することになりました。
2022年、両目瞼の腫れが出現し、甲状腺眼症と診断された。
2023年9月、動悸や発汗の症状が出現、バセドウ病と診断された。現在メルカゾール10㎎/日で状態は落ち着いている。
10月中旬、右手首から手指にかけて腫れや痛みが出現。血液検査で、抗CCP抗体が上昇しているということで、主治医からリウマチ専門の病院で診察を受けるよう勧められ、リウマチが再発したのか知りたく、約7年ぶりに来院されました。
≪当院初診時の炎症の有無≫
持参された検査データをみると、
リウマチ因子(-)、抗CCP抗体(+)、CRP(-)
当院初診時(2013年)は、リウマチ因子は陽性でしたが、約10年の期間を経て、陰性に転じていました。抗CCP抗体は依然として陽性でした。
現在も炎症所見はなく、リウマチの再発は認められませんでした。
バセドウ病の治療薬の副作用と思われる肝障害が出現していることから、改めてメルカゾールの副作用を確認してみました。すると関節痛や手首の腫脹と記載があり、手指や手首の痛みは副作用の可能性であることを説明しました。
当院でアクテムラ治療を始めて14年近くになりますが、治療を中止して約7年、その間一度の再発もなく、『完治』の状態を維持されている患者さんは初めてでした。
ただ抗CCP抗体は陽性ですので、今後再発の可能性は捨てきれません。
しかし逆に、リウマチが『完治する』可能性も捨てきれない、と思われるケースでした。
その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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