その他の改善症例につきましては、院長著書『リウマチが治った』『リウマチが治った②』『リウマチを止める――完全寛解の時代到来!!』をお読みください。
多数の方が、どのようにして改善したのかが詳しく書かれています。
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- 「外反母趾の痛み」をリウマチと誤診し、プレドニン10㎎を処方した大学病院のリウマチ専門医
リウマチの体質をもっているが、今発症していない(炎症なし)
「外反母趾の痛み」をリウマチと誤診し、プレドニン10㎎を処方した大学病院のリウマチ専門医
今回ご紹介するのは、リウマチが発症していないのにプレドニンを処方されていたという20代女性の方です。
≪受診前の経過≫
2020年2月、足に痛みが出現したため整形外科受診。血液検査でリウマチ因子、抗CCP抗体、抗核抗体すべて陽性だが、炎症所見がなかったため「リウマチ予備軍」と診断され経過観察となる。
12月、痛みが再度出現したため、リウマチ専門病院を受診し、大学病院の専門医の診察を受ける。関節エコーだけでリウマチと診断され、プレドニン(5)2T/日、アザルフィジン2T/日での治療が開始となった。本人の希望により現在プレドニンは3㎎。
以前より痛みが増し、プレドニンでの治療が本当によいのかどうかという不安があり、当院受診となった。
≪当院初診時の所見(炎症の有無)≫
持参された検査データをみると、リウマチ因子、抗CCP抗体、抗核抗体はすべて陽性。全身の炎症を表すCRP は(ー)、一度のみ検査された滑膜炎を表すMMP-3の上昇もなく、補体値も正常でした。
つまりリウマチの活動性はなく、他の膠原病の発症もないのに、必要のない治療をされていたということでした。
診察すると、外反母趾が著明で足裏アーチが消失していたので、そのための痛みと思われました。
不必要なプレドニン及びアザルフィジンの内服を中止し、2~4週後に「病気の有無」について検査することを提案しました。
炎症所見もないのに、リウマチ因子、抗CCP抗体、抗核抗体が陽性なだけで、何を治療するというのでしょう。プレドニンは、体へのリスクが大きく、副作用が多く依存性まで起こります。
大学病院の教える立場のドクターがこんな間違いをするなんて、言語道断です。
この方のように、現在の治療内容に少しでも不安がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
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